治療家の働き方②「独立開業」のメリット・デメリット【3院経営オーナーが解説】

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独立開業は、デメリットを超えるメリットがある

治療家の働き方シリーズ、今回は「独立開業」。柔整師・鍼灸師には最初から開業を目指す人も多い働き方です。学校数が増えて昔ほど容易ではなくなりましたが、それでも魅力は大きい。開業して良かったと思っている私が、実際に感じるメリット・デメリットを正直にお伝えします。

独立開業のメリット・デメリット一覧

独立開業の5つのメリット

① 収入の上がり幅が大きい

リスクを取る分、利益が出れば自分に返ってきます。「労働者+経営者」の立場になり、リスクプレミアムを得られる。ただし一番危険なのは「経営の勉強をしないこと」。技術と同じくらい経営を学べば、収入は大きく伸びます。

② 時間を自分で決められる

営業時間も休みも自分で設定。土日休みでも平日休みでも、家族の都合に合わせるのも自由。売上が安定すれば週休3日も可能です。

③ 上司がいない

会社のトップが自分。治療方針も自分の思う通りにできます。ただし自由には責任が伴い、自分でやることも増えます

④ 経費にできる幅が広い

同業者との情報交換・勉強会・書籍代などが経費に。税引き前に差し引けるので、同じ年収・同じ行動でも手取りが数十万円変わることもあります。

⑤ 社会保険料を調整しやすい

社会保険料は「給与所得」にかかります。マイクロ法人+個人事業を組み合わせると最適化でき、例えば収入400万円なら年負担が約26万円に(サラリーマンは会社負担込み約115万円)。手取りが大きく変わります。

独立開業の4つのデメリット

① 下手をすると赤字

売上が下がれば給与も下がる。経費が売上を上回ってマイナスの月もあり得ます。収入がない月の覚悟は必要です。

② 何でも自分でやる必要がある

経理・総務・集客・対外的な付き合いまで自分で。外注もできますが、業者の目利きが重要になります。

③ 病気・ケガのリスクが大きい

自分は雇用保険に入れず、原則労災も不可。働けなくても院の経費(月20〜50万円)は出ていきます。運転資金は十分余裕を持って

④ 初期費用がかかる

開業資金(例:1000万円)は、いわば自分の事業への投資。通常5年で回収できれば採算が合うとされます。事業計画をしっかり立てて無理のない開業を。

👉 開業資金の作り方は別記事で詳しく → 整骨院の開業資金1000万円、3年で貯める「お金と信用」の作り方

まとめ

独立はうまくいかない時、サラリーマンがうらやましく見えます(コロナ禍など予期せぬ事態で収入が激減することも)。安定では会社に敵いません。それでも当たり前のことを当たり前にやれば、総収入は独立の方が上回ると私は思います。適正なリスクを取れる治療家には、収入面でも時間でもおすすめの選択肢です。

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