「手に職があるから、自分は大丈夫」。若い頃の僕も、本気でそう思っていました。でも実は、技術があることと、お金に困らないことは、まったく別の話なんです。この記事では、年収500万円にまだ届いていない若手セラピストに向けて、「なぜお金の勉強が必要なのか」をゼロからやさしくお伝えします。
「手に職があれば安心」の落とし穴
セラピストは素晴らしい仕事です。でも「資格と技術さえあれば食いっぱぐれない」というのは、半分は本当で、半分は危険な思い込みです。理由は大きく3つあります。
とくに①は見落とされがちです。数字にすると、じわじわ効いてくるのがよく分かります。
手取り23万円で頭打ちのまま働くと、自由に使える「余剰」はなかなか残りません。でも、もし給与を月2万円上げて、その分を積立に回すだけで、年利5%なら10年後には約310万円、20年後には約820万円に。「上げた分をどう活かすか」を知っているかどうかで、結果が変わります。
「施術してれば、お金は後からついてくる」は本当?
これは、若手のころの僕自身も信じていた言葉です。結論から言うと、半分は本当で、半分は危険。腕がよければ指名は増え、収入は”ある程度”上がります。でも、それだけで「上がった収入が、手元に残る」わけではないんです。
よくあるのが「稼いでいるのに、なぜか貯まらない」パターン。収入が増えた分だけ生活レベルも上がり、税金や社会保険の負担も増える。気づけば、忙しくなっただけでお金は残っていない――これは技術の問題ではなく、お金の”設計”の問題です。頑張って稼いだお金を、ザルですくっているようなものなんです。
技術は「収入を増やす力」、お金の勉強は「増えた収入を残す力」。両方そろって、はじめて手元にお金が残ります。
お金は「我慢」じゃなく「選択肢」
お金の話をすると「ガツガツして品がない」と感じる人もいます。でも、僕がお金を大事にするのは、贅沢したいからではありません。お金の余裕=人生の選択肢だからです。
逆に、お金に追われていると、時間を切り売りし、学べず、休めない。これではいい治療を長く続けること自体が難しくなってしまいます。お金は、あなたの「やりたい」を守る道具なんです。
でも、やることはシンプルです
「お金の勉強」と聞くと身構えますが、やることはたった3つ。しかも順番が決まっています。
稼ぐ=働き方を選んで収入を上げる。貯める・守る=固定費を見直し、生活防衛資金でピンチに備える。増やす=残ったお金を新NISAなどで長期でふやす。この順番を守ることが何より大事で、いきなり「増やす」から入ると失敗しがちです。まずは足元の「稼ぐ・守る」から。
この全体像は 治療家のお金ロードマップ【完全版】 にまとめています。まずは「へぇ、この順番でいいんだ」とイメージだけ持ってもらえれば十分です。
よくある質問
今日の一歩:「お金は大事」と認めること
今日、やってほしいことは1つだけ。「自分にもお金の勉強が必要だ」と認めることです。これだけで、明日から入ってくる情報が変わります。苦手でも大丈夫。まずはここから、一段ずつ登っていきましょう。
- 技術力とお金力は別のスキル。両方そろって初めて安心できる
- 「施術してれば後からついてくる」は半分危険。”残す設計”が要る
- やることは「稼ぐ → 貯める・守る → 増やす」の3ステップだけ
- 今日の一歩は「自分にもお金の勉強が必要」と認めること
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