【経営の超基本:簿記】必ず必要になる簿記の知識!

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治療院経営にも必須な簿記の知識

私は、27歳の時に一度開業をしてから、数年で廃業しました。
その時は、経営や簿記について詳しく学びもせず、技術さえあればと技術の勉強のみを猛烈にしてから開業しました。

しかし、世の中経営の知識がない中で接骨院を開業はしてはいけません。
もし最初上手くいったとしても、いずれ廃業に追い込まれてしまう可能性が高いです。

経営をする上で欠かせないのが簿記の知識です。
今現在、どれぐらいの資産があるか、自分で把握をしていないとたちまち経営が回らなくなってしまいますし、
対外的な信用が得られないとお金を借りることも出来ません。
この記事では個人事業主にも法人にも必須な簿記の知識について解説していきたいと思います。

日本企業の約350万社のほとんどが簿記を使っています。

世界的に有名な企業のgoogle や Amazon ももちろんですし、
接骨院などの治療院でもお世話になっている電力会社や通信会社も必ず簿記を使っています。
どんな職業の経営者でも切り離せない知識になると思います。

会社では簿記を使って『財務諸表』を作成していきます。

この記事では簿記を使用して必ず作成する、
基本の『損益計算書』『賃借対照表』について解説していきます。

損益計算書(P/L)

経営成績を示す指標になります。
左側に費用、右側に収益を記載し、差額が当期純利益になります。

費用が左 収益が右 というのは必ず覚えておく必要があります。

『いくらか儲かったか』を表します。

治療家はお金の為に働いているのではない‼という方は一定数いるのと私も業界に入ったときはそう思っていました。
しかし、お金を貰って生活する以上、お金が必要です。

人を雇うのにもお金は必要ですし、
子供のなりたい職業の上位は必ず高収入の職業がランクインします。

経営をする上では、必ず必要になるもので、税務上でも必要ですし、治療院の専門学校の必修科目であってもいいぐらいのものだと思います。

賃借対照表(B/S)

財政状況を示す指標になります。
左側に資産 右側に 負債と純資産 がきます。

こちらも 左側に資産 右側に負債と純資産  がくることは覚える必要があり、

資産= 負債 + 純資産

になります。

こちらは最初資料を見ていると直観的にはわかりづらいかもしれません。
私は最初はこれは右に書くのか左に書くのかわからない、これが資産でいいの?と感じることがありました。
一般的に『負債』というと資産のイメージはありませんが、
借入したりすることにより現金を調達すると資産が増えます。

通常の過程ですと、借金=悪いこと というイメージが強いため最初は馴染めないかもしれませんが、
治療院を起業する上では借り入れは必要になってきます。

現在どれぐらいの資産があるかがわかるもので、
銀行などはこちらの損益計算書重要視します。

こちらも経営には欠かせないものになります。

まとめ

今回はどのような企業でも必ず作成する、損益計算書と賃借対照表について簡単に説明しました。
経営をするには簿記3級くらいの知識は持っていたほうがいいですが、
簿記を取得していなくても最低限これらの知識を持っておく必要があります。
治療院を経営する上でお金の動きを把握することは必ず必要です。

場所を借りるのにもお金をかかりますし、
セミナーなど知識を得るのにもお金がかかります。
最終的な目的がお金ではないかもしれませんが、
経営する上でも労働する上でも理解しておかないとなぜ今の自分の収入がこれぐらいなのか理解が出来ないので、
是非とも知っておいた方が知識になります。

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